2008年08月31日

水上に浮かぶ小さな楽園 イトタヌキモ

 ベランダ生活2週目です。先週紹介したベランダの役者たちの中で、名まえが不明なのがひとり、水草「ん」。この名まえが判明したのでした。この水草は私の奥さんの実家の池から分けてもらったものなのですが、彼女のお母さんいわく、いつの間にやら出てきた!という半ば居候的な水草なので、名まえがわからないものなのでした。
 さて、気になる役者たちの生活をのぞいてみましょう。

080830睡蓮鉢1
 まな」は、ウォータークローバーの切れ端を食事と間違えてつっついています(^_^;)。
 左上に小さな黄色い点が見えますか?あれが、水草「ん」の謎を解明する鍵でした。近づいてみましょう。
080831イトタヌキモ横
 水上に小さな楽園が浮かんでいました。水面からの高さは約25mm、花の大きさは約5mmととても小さな花です。水面には、つぼみらしきものもいくつか見られました。さて、何の花でしょう。正面から見てみましょう。
080830イトタヌキモ
 小さな花でも花の形は凝っていました。そうですね。ゴマノハグサ科の花に比較的似ているかな。
ムラサキサギゴケ070324左にムラサキサギゴケを参考に。上唇と下唇の二つに分かれた形が少し似ているようです。下唇の真中はぷっくりふくらんでいて、その中央に赤い筋が見えました。恐らくここに蜜があるよ!という蜜標なのでしょう。
 さて、何の花でしょう。実際に見たことがありませんが、似た花を知っていました。タヌキモです。千葉県では、絶滅危惧Cランク 要保護生物に指定されています。これの小さい版かなと思い、インターネットで調べると、同じタヌキモ科に「イトタヌキモ」が見つかりました。環境省レッドデータブックでは、絶滅危惧IB類(EN) 近い将来に絶滅する危険性が高い種になっているそうです!すご〜い!(^^)!と思ったら、どうやら東南アジアにも自生地があるそうで、熱帯魚などを売っているお店にはよくほかの水草と一緒に紛れ込んでいるそうです。なあんだ、そういうことでしたか。
イトタヌキモ茎080831茎はこんな感じで、確かに糸状です。水に浮かんでいました。タヌキモ科なので捕虫嚢があるのでしょうが、よくわかりませんでした。泡が付いているのは光合成をしている証拠でしょうか。えらいえらい!

 ということで、水草「ん」は晴れて「イトタヌキモ」という名まえになりました。
イトタヌキモ上080830
わきんずexclamationまなかなは水上の楽園に気づいているのかな。
posted by ふらり at 11:52| 千葉 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | ベランダ生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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