2006年06月25日

ムラサキツメクサ (3) いちごのかき氷はいかが?

この記事は続きです。最初の記事はこちら(←クリック)です。
 
ムラサキツメクサ(紫詰め草) 別名:アカツメクサ(赤詰め草)
マメ科シャジクソウ属
 
私が出会ったのは‥千葉県、5,6,7,8,9,11月、草地
千葉県評価:一般有害
ムラサキツメクサ花5.jpg
 『ムラサキツメクサ(1)』の記事(←クリック)に寄せていただいた、おととさんのコメントに、この花は「桃割れのくすだまの髪飾り」のイメージとありました。私、これを読んでなんとなく想像ついた気がしたのですが、よくよく考えると桃割れって?桃太郎と関係があるの?なんだかわからないと思って、インターネットで画像を調べてみました。すると、「桃割れ」とは、日本髪の髪型のひとつで、髷(まげ)を二つに分け、割った桃のように丸く輪に結ったもので、少女の髪型のひとつとありました。下にかつらの画像が載っているホームページを紹介しますが、そこに、上から見た画像があって、なるほど!桃太郎とは大違い(-_-;)。。七五三や成人式などで振袖を着るときの髪型なんですね。
株式会社アズマ 日本髪の変わり髷
http://www.azmjp.com/catalog/nihongami/mage.html
 そして、「くすだまの髪飾り」も検索してみると、薬玉かんざしという画像がありました。おととさん、かわいらしいですね(*^_^*)。上の画像は髪飾りに使えますか?
 
 さて、今回は花のつき方について、私がふと疑問に思ったことを書きます。
【その1】
 自分で撮影した『ムラサキツメクサ』の花の画像を見ていると、上の画像のように、花の両側に3枚の小葉が開いているものが多いです。もちろんその形がバランスがいいので好んで撮影しているということもあるのですが、『ムラサキツメクサ』の葉は交互に生えるのですよね。花のところだけなんで両側に一緒に生えているのかなって思ったんです。
ムラサキツメクサ花6.jpg
 ということで、真横から撮影してみました。両側の葉の托葉が右側が下になっていますので、右側の葉が先に生えたのでしょう。やっぱり葉は交互に生えているようです。それにしても、かわいらしい花で隠れてしまっていますが、花の下の襟元もストライプのちょっとしたおしゃれをしているのですね(*^_^*)。
 
【その2】
ムラサキツメクサ花双子1.jpg
 こんな花を見たことありませんか?まるで双子のようなお花です。私は2005年にはじめて出会って、変な形の花もたまにはあるんだな〜って思っていたのですが、今年になってよく見ると結構たくさんあることに気づき、特別なものではないの、じゃあどうして?って。二つの花がくっついているの?ひとつの花が二つの山に分かれたの?って。
 上の画像をよく見ると、二つの花の塊の境目は両方の花が向かい合って咲いていることに気がつきます。さてどうなんでしょう。二人の間を引き裂くのはかわいそうなので、他の花を見てみました。
ムラサキツメクサ花双子2.jpg
 あらあら、お母さんの足に小さな子供がしがみついて(*^_^*)。さっきの画像のように、両方の花とも一緒に咲いているのもあれば、上の画像のように、ひとつはまたつぼみの状態のものもありました。よくみると、葉も右側の葉の方が大きく、左側はまだ開きたてという感じです。なんかわかってきましたね。
ムラサキツメクサ花双子3.jpg
 もうちょっとわかりやすくなりました。最初に葉も交互に生えると書きましたが、花も一緒でした。上の画像だと、まず「葉A」の根元から茎が出て、それから「花A'」と「葉B」が枝分かれします。そして「葉B」の根元から「花B'」が咲くという感じでしょうか。
ムラサキツメクサ花双子4.jpg
 上の画像は更にわかりやすいですね。「葉A」の根元から伸びた茎が結構長くなって、「花A'」と「葉B」の枝分かれがよく見えました。ただ茎が伸びた分、花の両側に葉があるという感じにはなっていないのが、おもしろいです。
ムラサキツメクサ花双子5.jpg
 ああこれで、「葉A」「花A'」と「葉B」「花B'」の二組に完全に分かれました。こうなると自然です。本来の姿はこんな感じなのでしょう。つまり、「双子の花」はひとつの花が分かれたのではなく、順々に咲いている花の間の茎が短くて、一緒に咲いているように見えるということでした。それにしても上の画像のように茎がみんな伸びるのかというと、双子の花を結構見かけるし、双子のまま花が散っているものもあったので、茎を伸ばすか伸ばさないかは結構適当なのかもしれません。もう十分伸ばしたからこの辺でいいやと思えば、一番先の花は茎が伸びないので、双子になるのかな。
ムラサキツメクサ花71.jpg
 最後に、最初の花はがんばって、花柄(先端に花がついた枝のこと)を伸ばしたけど、もうひとつの葉のほうは茎がひょろひょろだよ〜。花と葉が離れているので、ちょっと不思議と思って撮影しました。
 次回(←クリック)は雄しべと雌しべはどこに行ったの?です。
 今回コメントを紹介させていただいたおととさんのホームページはリンク集(←クリック)をご覧ください。
posted by ふらり at 20:04| 千葉 🌁| Comment(9) | TrackBack(0) | 初夏の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ムラサキツメクサは丸い1つの花、だと思った居ましたが、小さな花の集団なんですね、双子の花も見かけた事ありますが、茎が伸びないからだとは・・知りませんでした、何気なく見ているお花も違った視線で見ると面白いものですね〜

髪飾りのくすだまは、アカツメグサに房を付けた様なものですよ、(つまみ細工で出来ています。)チョツト惑わせたかしら・・
Posted by おとと at 2006年06月25日 23:24
ふらりさん、こんばんは。
PC、大変でしたね。
私はデータがなくなってしまうことは経験していませんが、恐いですよね。

ムラサキツメクサの詳細なレポート、ここまで細かく見たことはなかったので、興味深く1〜3まで読ませていただきました♪

次回は雄しべと雌しべですか〜♪
見たことない(笑)
楽しみにしております。
Posted by moto at 2006年06月25日 23:37
今晩は!
ムラサキツメクサ、一つの花にこんなに秘密が一杯詰まっているのですね〜
いつもながら、ふらりさんの探究心には脱帽です。私は珍しい色や形には反応しますが”何故?”までは発展しないので。^_^;

今回のお写真で、色々な姿になる訳を知ることが出来ましたが、今まで一つ一つの花が1枚目のお写真のようにあんなに綺麗に開いているのを見たことがないです。
おととさんの言われるように、つまみ細工
の簪を思わせるお写真ですね。(*^_^*)

Posted by のんママ at 2006年06月26日 00:11
ありがとうございます。
本文にも書いたと思いますが、私も気づいたのは今年です。ムラサキツメクサは好きな花だから、観察してみようって気持ちになったんでしょうね〜。同じ野草でも素通りしてしまいそうな花もありますし(^_^;)。
髪飾りのくすだま、かわいいです。おととさんもお付けになるのですか。かわいらしいでしょうね。
Posted by ふらり(おととさんへ) at 2006年06月26日 22:42
ありがとうございます。ひとつの花にこだわっていると、いつのまにか季節が〜。motoさんのホームページのようにタイムリーな更新がいまいちできません。早く梅雨の花に行かなくてはと思うのですが、あと少しあと少しという感じで。この花が終わったら、梅雨の花に移ります。
雄しべと雌しべ、私も今年気づきました。
Posted by ふらり(motoさんへ) at 2006年06月26日 22:46
ありがとうございます。
おととさんへのお返事にも書きましたが、此花は好きなので、詳しく観察してみました。身近ですしね。
梅雨のお花はさらさら更新して行きたいなと思っています。のんママさんの掲示板に投稿した花もなかなか記事にならずに季節が過ぎてしまうので(^_^;)。
Posted by ふらり(のんママさんへ) at 2006年06月26日 22:51
ふらりさん今日はお花では無くて御免なさいね〜
>「髪飾りのくすだま、かわいいです。おととさんもお付けになるのですか。かわいらしいでしょうね。」
ふらりさん笑っちゃいましたよ〜私は付けませんよ〜今ではほとんど七五三のお祝いの髪に付けるのです。
私が付けるのは無理も無理ですよ


Posted by at 2006年06月26日 23:12
ありがとうございます!
七五三でしたか(*^_^*)。失礼しました。
髪飾りに見立てるなんて、女の方らしいかわいらしい発想ですね♪確かにこの花は髪飾りにも似合いそう、私も一輪髪に差して‥やめときます(^^ゞ。
Posted by ふらり(おととさんへ) at 2006年06月27日 22:02
挿入できるよ(´-ω-)$ http://e29.mobi/
Posted by ありません at 2012年02月15日 06:21
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