2008年04月07日

ともに歩いて行く人と

 またまたご無沙汰してしまいました。。
 実は、昨年2007年に 結婚 しました。
 そして30数年間住み慣れた千葉県を去り、東京都へ上京!しました。今は靴の形をした町に住んでいます。仕事も変わり、何もかもが新しいスタートになりました。そのため、ブログまで手が回りませんでした〜。

 さて、ブログ再スタートの最初は、披露宴についての画像を載せます。披露宴は、お庭でと思い、濃い緑の中、ガーデンウェディングを。

ガーデンウェディング.jpg

 心温かな宴にしたいと二人で考え、パンフレット、リングピローは自作しました。

パンフレット.jpg
指輪.jpg

 ウェディングケーキも二人で考えたデザインで作っていただきました。
猫が好きなので。下からの足跡は、、もちろん私が登ったということで(^^ゞ。。

披露宴ケーキ.jpg

ということで、千葉県在住ではなくなってしまいましたが、千葉県で撮影した画像がありますので、それを時々アップしていこうと思います。これからもよろしくお願いいたします。

 ともに人生を歩いていける人と出会えたことに感謝します。かわいい

タグ:結婚 新生活
posted by ふらり at 21:30| 千葉 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月06日

アズマギク 小さな太陽み〜つけた!

丘に上がると、小さな太陽を見つけました。千葉県にて。

アズマギク全体1.jpg
posted by ふらり at 14:04| 千葉 | Comment(2) | TrackBack(0) | 早春の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月03日

私を見つけてね♪

キクモ田んぼ.jpg 稲刈りの終わった田んぼって歩けるんですよ。
 皆さんはご存知でした?
 僕は稲を刈っても田んぼの土は濡れているので、普通の靴ではとても歩けないなんて先入観がありましたが、歩けてしまうんです。
 だから、今日は田んぼの上を歩きましょう。


 おや?何か見つけましたよるんるん
 どこどこ?

 立ったままではわからないかな?
 
 それではしゃがんでみよっか(^_^)  
 

 しゃがんだら何か見つかったかな?

 え〜どこかなあ_(._.)_。 

 よ〜く足元ぐるりと見てみましょう。
 o(・_・= ・_・)oきょろきょろ
 

  あれ!ピンクの点が見つかりましたよ

 じゃあ、デジタルカメラを使ってもっと接近してみましょう。
 何が見えるかな?
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 あらら(*^_^*)、見つかってしまいました〜。
 さて、私は誰でしょう?


 








私はねるんるん
キクモ(菊藻)

ゴマノハグサ科シソクサ属
出会ったのは‥千葉県 9月 水田
千葉県評価:保護留意

1.名まえの由来
 細かく裂けた水上葉が菊の葉に似ていることから。確かにちょっとだけコスモスの葉に似ていますね。
2.出会った環境
 出会ったのは水の抜けた田んぼでしたが、本来は水中に生えるそうです。水中に生えている場合は、漂うがごとく、茎が伸びていくそうなので、まさしく『藻』なわけでした。ただ水上に上がったら枯れてしまうわけでもなく、水上では短いですが、まっすぐ茎を伸ばしていくそうなので、まさしく田んぼのような、環境の変化が激しい場所でも生き抜ける術を持っているのですね。そして、私も出会えたというわけです。

 ただ、どの田んぼにも生えているわけではないようです。私が歩いた田んぼでも『キクモ』が見つからない田んぼもありました。
 キクモ地下茎.jpg
3.地下茎

 上の画像のように、『キクモ』は地下茎で増えることもできます。この田んぼは水を抜いて稲を刈った後、一回荒く耕されている感じになっており、地下茎も地上に見えていました。
キクモ花0.jpg

4.花
 ゴマノハグサ科なので、花は合弁花、つまり基は1つの筒状で、上部で上唇と下唇に分かれます。上の画像は上唇と下唇がひっくり返っているのですが、まさしくちょっと艶っぽい唇のように見えます。茎全体の大きさに対して、花の大きさがちょっとアンバランスに思えるのですが、そこがまたかわいいのかな。
 さて、どのくらいの大きさなんでしょう??
キクモ大きさ1.jpg

 うわっ(・o・) 左から何か出てきた〜。
 なあんて、私の親指の先っちょでした(^^ゞ。こうやって見ると、この花がとっても小さいことがわかりますね。子供のころにアンデルセン童話で「おやゆびひめ」という物語がありましたが、『キクモ』の花は「おやゆびひめ」よりもちっちゃな花なんです。
 そう考えると、かわいさ倍増しませんか!(^^)!
キクモ花1.jpg
5.最後に
 いつもなら田んぼのあぜを歩くのに、少し草が生い茂って歩きづらいなあと思い、
 ふと田んぼに降りてみると、思いがけず地面は乾いていました。
 なあんだ!田んぼは歩けるんだ!ってうれしくなって、
 でもまだ緩んでいるところがあるかもしれないから注意して歩こうと下を向いて歩いていたら
 出会ってしまったんです。
 こんな偶然があるから、歩き続けていきたいと思いました。
 
6.おまけ
 父から教えてもらったのですが、今の田んぼはは耕地整理や圃場整備が全て行き届いていて、春先の給水はもちろんですが、秋の排水のために表土の下約50cmほど一面にコルゲート管というのが埋設されているそうです。それはプラスチックの直径10cmほどの蛇腹なホースですが、それには細かい穴が開いており、その上に篠竹などの束が置いてあり、その上に田の土が被さっています。普段はコルゲート管の末端に詰め物をしてありますが、稲の刈り入れの少し前に、その詰め物を取って、田の水を排水します。何故かというと、刈り入れ用のコンバインなどの重機が入るためです。水抜きして乾燥しておかないと重機が埋まって使えないからです。
 というわけで、歩けるのは当たり前でした。
 おしまいるんるん
posted by ふらり at 20:11| 千葉 ☁| Comment(13) | TrackBack(0) | 初秋の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月24日

お久しぶりです。。

シロバナサクラタデ雌花1.jpg
 みなさま、ごあいさつもせず、間が空いて失礼をいたしました。書くアイデアはあるものの、形にする気持ちの余裕がなく延びてしまいました。その間にも自然での出会いは続けておりました。ただ自然と『この花でどんな記事を作ろうか』と考えつつ写真を撮るようになっていたことにやがて気づきました。
 更新されていないにもかかわらず、温かいコメントを下さった方々をはじめ、ブログ再開に声をかけてくださった方々には感謝しております。ぐずぐずしていたのに背中をトンと押していただいたように感じました。ありがとうございます。
 まだどういう記事を書くのかわかりませんが、再開していきます。更新頻度は遅くなると思いますが、歯抜けだらけのカレンダーをゆっくりとうめていこうと思います。
                                                 ふらり

 っとっとっと、肝腎の花の紹介が抜けました(^_^;)。え〜シロバナサクラタデの雌花1輪(いちりん)です。先ほど図鑑を見たら雌雄異株であることに先ほど気づき、画像の取り増しをすることが必要になりました(-_-;)。ということで、再開記事はシロバナサクラタデでないと思いますが、この花も旬!のうちになんとか紹介します。
posted by ふらり at 18:59| 千葉 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月07日

ヒロハノカワラサイコ (3) ちょいと遅れて咲きはじめました!

この記事は続きです。最初の記事はこちら(→クリック)です。
 
なぜか3回目になってしまいましたが、今回も主役は‥
ヒロハノカワラサイコ (広葉の川原柴胡)
バラ科キジムシロ属
 
私が出会ったのは‥千葉県 6月 荒地、砂地(海辺近く)
千葉県評価:重要保護

ヒロハノカワラサイコ10.jpg
 今日は私の想像の世界へ。花がそっくりな同じキジムシロ属のミツバツチグリ、キジムシロ、オヘビイチゴ、そしてヘビイチゴ属のヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴと比べて、この『ヒロハノカワラサイコ』は咲く時期が少し遅いのです。なぜでしょう。
 ミツバツチグリ、キジムシロの記事はこちら(←クリック)です。
 オヘビイチゴの記事はこちら(←クリック)です。
 ヘビイチゴの記事はこちら(←クリック)です。
 ヤブヘビイチゴの記事はこちら(←クリック)です。
 さて、『ヒロハノカワラサイコ』以外の花は3〜5月に咲きます。一番遅いオヘビイチゴも4月末には咲き始めます。一方『ヒロハノカワラサイコ』は早くても6月に入ってからです。もちろん、すべて千葉県内の花ですから、ほとんどが同じような気候です。『ヒロハノカワラサイコ』だけが気温の低い場所にいるわけではありません。何しろ千葉県には高い山はありませんからね(^_^;)。
 この疑問に本当の答えは出ないのかもしれません。他の例として、ノアザミだけがなぜ5月に咲き、他のアザミは夏から秋に咲くのかなんて全くわかりません。でも、『ヒロハノカワラサイコ』については、なぜ6月かはわかりませんが、6月に咲くことと、生きている環境がなるほどうまくできていると思えてきたので、この記事を書いてみることにしました。
 
 『ヒロハノカワラサイコ』をはじめとして、キジムシロ属とヘビイチゴ属の野草は花がそっくりということのほかに、茎が地を這って伸びるという共通点があります。つまり背が低いわけです。
 キジムシロやヘビイチゴが咲いていた4月に戻って考えてみます。どんな場所で出会ったでしょうか。日の当たる草地や水田のあぜや林縁などでした。4月ごろはまだ背の高い草はありませんので、背を高く伸ばす必要もなく、横に広がって陣地を稼いで葉を広げた方がたくさんの花を咲かせることができます。だからキジムシロ、なるほど。
 さて、それでは今その場所はどうなっているでしょう。草地や林縁では背が高いイネ科やセイタカアワダチソウなどの草がぼうぼうに生えてしまって、背の低い花は陽の光も届かないし、花を咲かせても全く目立ちません。実際キジムシロの果実を見たくて5月に見に行ったら、草がぼうぼうで、どこに咲いていたかわからなくなってしまいました。
 一方、田のあぜなど水田回りに咲いていたオヘビイチゴやヘビイチゴはどうなっているでしょう。そう、田植えの時期には農家の方が草刈りをしてしまいます。田植えは大体ゴールデンウィーク以降ですので、そのころ生えていた草はいっせいに刈られてしまうのです。すると、6月に咲こうとする『ヒロハノカワラサイコ』にとっては、他の仲間が咲いていた場所は、大変不都合であることがわかります。
 つまり、キジムシロやヘビイチゴなどの春に咲く花は、他のたくさんの春の花と同じように、背の高い草が伸びる前に一斉に花を咲かせて葉を広げて陽の光を浴びて成長するという生き方を選択しているわけです。
 一方で『ヒロハノカワラサイコ』はどうでしょう。最初の記事(←クリック)や上の画像でもわかりますように、6月でも背の高い草はおらず、陽の光を十分に浴びる環境に咲いています。だから6月ごろにのんびり花を咲かせていても大丈夫なのでした。これは恐らく、土が砂地や石などが多く、痩せていることと関係があると思われます。つまり6月ごろ花を咲かせる『ヒロハノカワラサイコ』はその時期でも草が繁茂しないような環境に生きているというわけです。考えてみてなるほど〜と思ってしまいました。
 さて、最初の疑問に戻って、6月に花を咲かせる理由は何でしょう。誰もが感じているかもしれないのですが、6月にはいると新しい花が減るような気がします。春の花が一段落して、夏の花もまだ少し。つまり成長の時期なんです。雨も多いですしね。その時期に花を咲かせるのはなんか理由があるのかな。雨が多いということは、ネジバナのように横を向いている花はまだしも、『ヒロハノカワラサイコ』のように上を向いて咲く花にとっては、雨が当たるので不利なような気がします。雨が降ると虫の活動も控えめのような気もするし。一方、晴れないとは言え、気温は春よりも高く(蒸し暑く(@_@))、虫の数自体は多いと思います。すると、花の数が少なければ、競争率が低いということにもなるのかもしれません。つまり春に比べて、6月はいいこともあれば悪いこともあるようです。その辺をどう考えるのかは花それぞれなのだと思いますので、『ヒロハノカワラサイコ』君は6月の方がいいや!って思ったのかな。それとも最初はみんな6月ごろ咲いていたのが、他の花は春の方が有利だということで、咲く時期が早まったのかな。
 この辺で、想像の世界から戻りましょう。こういうことを考えていると、植物はそれぞれ、環境に合った生き方を選択しているんだなあって、少し感じることができました。
ヒロハノカワラサイコ8.jpg
6.花の後は
 上の画像は花が散った後です。ヘビイチゴやオヘビイチゴで見られたように、花が開いていたときに一緒に開いていた萼片は閉じてきます。花が終わったらいったん店じまいというわけです。
ヒロハノカワラサイコ9.jpg
 上の画像では、果実が熟し始めたので、また萼片が開き始めています。『ヒロハノカワラサイコ』はヘビイチゴの仲間ではないので、赤い実は実りません。ということで、味見はしませんでした(*^。^*)。
 
 おしまいです。今回は想像の世界で遊んでしまいました。もっときちんとした理由があるということをご存知の方はぜひ教えてください。
posted by ふらり at 23:34| 千葉 🌁| Comment(11) | TrackBack(0) | 梅雨の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月06日

ヒロハノカワラサイコ (2) 他の仲間より少し遅れて咲きました。

この記事は続きです。最初の記事はこちら(←クリック)です。
今日の主役も‥
ヒロハノカワラサイコ (広葉の川原柴胡)
バラ科キジムシロ属

私が出会ったのは‥千葉県 6月 荒地、砂地(海辺近く)
千葉県評価:重要保護
ヒロハノカワラサイコ1.jpg
3.茎について
 根元から四方八方に茎を伸ばしているのがわかります。茎は同じ仲間のキジムシロと同じように地を這うように伸びています。そして、茎には白い綿毛がたくさんついていました。なんかかわいいね(*^_^*)。
 
4.葉について
 上の画像でも葉が鳥の羽のように見えますね。下の画像に更に拡大したものを示しました。葉は小葉に分かれ、奇数です。下の画像の葉は15枚でした。ひとつひとつの葉も鋸のように裂けており、かわいいです。図鑑によると小葉の枚数は7〜15枚です。
ヒロハノカワラサイコ2.jpg
 さて、他のキジムシロ属の花と比べてみましょう。こちら(←クリック)を見てくださいね。小葉はミツバツチグリは3枚、オヘビイチゴは5枚、キジムシロは5〜9枚、そして、ヒロハノカワラサイコは7〜15枚と徐々に増えていますね。ひとつひとつの小葉のぎざぎざも他のミツバツチグリなどの葉にもありますが、ヒロハノカワラサイコのぎざぎざは葉が細くなった分も含めてよく目立ちます。な〜んかそれがぱっぱっぱっとかわいいのでした(*^_^*)。
ヒロハノカワラサイコ3.jpg
5.花について
 花は一見して同じキジムシロ属の花と全く同じです。黄色い花びら(花弁)は5枚。下に裏側から見た画像を示しますが、萼片、副萼片とも5枚です。萼片と副萼片は同じ形ですが、大きさが少し違います。花を見ただけでは、他とは全く見極めができません。
ヒロハノカワラサイコ4.jpg
 
6.花いろいろ
 いつもながら、いつものシリーズです〜。
ヒロハノカワラサイコ5.jpg
 上の画像は花びら(花弁)4枚です。萼片も4枚ですね。
ヒロハノカワラサイコ6.jpg
 上の画像は花びら(花弁)6枚です。でも萼片は5枚?
ヒロハノカワラサイコ7.jpg
 裏から見てみました。副萼片は6枚ですが、萼片が1枚足りませんでした。

 あ〜長くなってしまいました。ということで、もう一回(←クリック)つづいてしまいます〜。
posted by ふらり at 23:59| 千葉 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 梅雨の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月05日

ヒロハノカワラサイコ (1) 他の仲間より少し遅れて咲きました。

 またちょっと間が空いてしまいました。。今頃梅雨入りです。。季節に追いつく意味も含めて、梅雨の花はあまり深く考えずに、数多く紹介したいと思います。というのは、今年の梅雨は初めて出会った花が多かったのです。できればすべて紹介したいと思います。
 
まず最初は‥
ヒロハノカワラサイコ (広葉の川原柴胡)
バラ科キジムシロ属

私が出会ったのは‥千葉県 6月 荒地、砂地(海岸近く)
千葉県評価:重要保護
ヒロハノカワラサイコ1.jpg
1.名まえの由来
 図鑑「野に咲く花」には、「サイコ(柴胡)」はミシマサイコの漢名。川原に多く、太い根茎がミシマサイコに似ていることから。と書かれていました。そしてカワラサイコに比べて葉が広いから「ヒロハノ(広葉の)」です。
 私はミシマサイコには出会ったことがありません。リンク集で紹介しているmotoさんのホームページに紹介されていました。アドレスは下記です。
http://motos.fc2web.com/hana/8kimisimasaiko.html
 これを見る限り、『ヒロハノカワラサイコ』とは似てもにつかぬ感じです。ミシマサイコはセリ科でした。根が漢方薬として使われるそうです。そこで私が感心するのは、ミシマサイコとは花も葉も株の大きさも全く似ていない『ヒロハノカワラサイコ』が、掘ってみないとわからない根茎が似ているという理由で『サイコ』という名まえをつけられたことなんです。そもそも野草の和名ってどうやってつけられるんでしょう。恐らくいろいろな起源があるのだと思いますが、ご存知の方は教えてください。とりあえず、ここからは私の想像で、お茶を濁します(^_^;)。
−前提条件−
 ミシマサイコもしくは漢方薬としてのサイコ(柴胡)は既に知られており、その上で(ヒロハノ)カワラサイコは名づけられたとします。
(想像1)
 『(ヒロハノ)カワラサイコ』の見た目が薬草であるミシマサイコに似ているので、根を見たら似ていた。
 →見た目は似てませ〜ん(+_+)
(想像2)
 植物学者が花、葉のみならず根茎まで観察したら、ミシマサイコに似ていると思い、名づけた。
 →帰化植物ではないので、昔からの名まえでしょうから、これもちょっと(+_+)。それにもしこれなら、根茎の形で名まえをつけずに別の名まえにすると思う。
(想像3)
 昔は薬草は貴重で、手当たり次第野草の効能が試されていった。その中で、『(ヒロハノ)カワラサイコ』も身近な野草だったので、薬用かどうか試されたときに、根茎がミシマサイコに似ていることからサイコがついた。
 →これだと、『(ヒロハノ)カワラサイコ』の根茎に薬用がないと、それっきり試すこともなく、サイコという名まえがつかないような気がします。でなければイヌセンブリのように、役に立たないという意味でイヌがつくような気もします。
 ということで、『(ヒロハノ)カワラサイコ』の根茎も薬用があるのかなと思いはじめました。
 そこで、イー薬草・ドット・コムというサイトでカワラサイコを検索してみました。すると、下記のアドレスの「伊吹山薬用植物目録(280種類)」という中に「カワラサイコ」はやはり、根が解熱、通経薬としての効能があることが書かれていました。効能としては、ミシマサイコと似ていました。但し『ヒロハノカワラサイコ』は載っていませんでした。
http://www.e-yakusou.com/yakusou/ibuki.htm
 ということで、とりあえずの回答は‥
 カワラサイコの根は、漢方薬として有名なサイコに形や効能が似ており、サイコが採れない地域では薬草として使用されていた。そして川原に生えているのでカワラサイコと名づけられた。そして葉が広いので『ヒロハノカワラサイコ』となった。
 正しいでしょうか。どなたか正解を教えてくださいm(__)m。ところで、『ヒロハノカワラサイコ』の根は見たのかというと、観察していません。それは、今回初めて出会ったのですが、出会う前から会ってみたいなあって思っていて、千葉県植物誌を見たら、「重要保護!」と書いてあったのを覚えていたので、根を掘るのはやめました。
 あれれ〜(*_*)、今回はさらさら行くはずなのに、いきなり長くなってしまった。。
 
2.出会った環境
 図鑑によると日当たりのよい川原や砂地で出会うことができるそうですが、私が出会ったのは、川など全くない場所でした。海辺近くの高台の荒地でした。荒地と書いたのは、上の画像でも見られるように、砂と赤土が混じったような地面で高い草も繁茂していないような場所という意味です。他には芝、シロツメクサなどが一緒に生えていました。特にシロツメクサは一緒に咲いていました。でも私が最初に気づいたのは、その場所から少し離れた、背の低い笹など草が繁茂しているような場所で、歩いてそろそろ車に戻ろうと思っていたときでした。黄色い花が草の中に光っていました。花が一厘だけだったので、

「変な場所に今頃ヘビイチゴが咲いているんだ。」
と思いました。その場所では花が少なかったので、せっかくだから撮影しようと思い、ササなどをどけてよく見たら、葉が違う!かわいい葉!
「カワラサイコだ!」
夢中になって撮影した後、1株だけということもないだろうと思って、探してみたら、結構たくさん咲いているのに気づいたというわけです。

 先に書きましたが、高台ということもあり、以前から川はなかったと思いますが、どこからやってきたのでしょうね。
 
 ということで、さらさら更新のはずが次回へ(←クリック)〜といつものパターンになってしまいました。

posted by ふらり at 23:52| 千葉 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 梅雨の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月28日

セッカツメクサ 練乳しぐれおかわり!

季節は梅雨真っ只中、初夏の花もそろそろ終わりにします(^^ゞ。最後は爽やかに。
 
今日の主役は‥
セッカツメクサ (雪華詰め草)
別名:シロバナアカツメクサ(白花赤詰め草)
マメ科シャジクソウ属

私が出会ったのは‥千葉県 6月 草地
千葉県評価:一般有害(ムラサキツメクサとして)
セッカツメクサ1.jpg
 この花は、『ムラサキツメクサ』の白花品種です。『ムラサキツメクサ』の記事はこちら(←クリック)です。
名まえはのんママさんの野草ノートやおーばさんのホームページで紹介されていたので知っていましたが、出会ったことはありませんでした。お二人のホームページへはリンク集(←クリック)からどうぞるんるん
 前回の雄しべと雌しべに気がついた同じ日に出会うことができました。遊歩道の両側を『ムラサキツメクサ』が咲いていたので、見ながら歩いていると、突然白い花が目の前に!
セッカツメクサ2.jpg
 なんか不思議な気分です。本当に色が抜けてしまったような感じがして。不思議と魅力を感じてしまう花でした。
セッカツメクサ3.jpg
 近くには、薄いピンクの花の株も。普通の『ムラサキツメクサ』との交雑種でしょうか。
シロツメクサ比較.jpg
 こちらはシロツメクサ。色は同じでも、花の形は結構違いますね。色もなんとなく。

敢えて言うと、シロツメクサの白は色としての主張のある白、『セッカツメクサ』の白は「無色」の白でしょうか。
 
 マメ科の似たような形の花としては、クスダマツメクサ、コメツブツメクサ、ウマゴヤシ、コメツブウマゴヤシに出会いました。それも紹介するのは来年かもしれません。そろそろ初夏とはお別れ、私のブログも梅雨入りしましょう。6月中に!

おしまい

posted by ふらり at 21:19| 千葉 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 初夏の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月26日

ムラサキツメクサ (4) 雄しべと雌しべ、みいつけた!

この記事は続きです。最初の記事はこちら(←クリック)です。
 
今回の主役は引き続き〜
ムラサキツメクサ (紫詰め草) 別名:アカツメクサ(赤詰め草)
マメ科シャジクソウ属

私が出会ったのは‥千葉県 5,6,7,8,9,11月 草地
千葉県評価:一般有害
ムラサキツメクサ401.jpg
 さて、『ムラサキツメクサ』の記事もこれで4本目。今までたくさんの画像を紹介していますが、上の画像は今までにない画像なんです。普通の花かって?そうなんですけど(^_^)‥、下のほうの花をよく見てくださいね。花の形が今まで見てきたお花と違いませんか?今まで見てきた花はこちら(←クリック)です。わかりました?
それでは、もっと拡大して見てみましょう。
ムラサキツメクサ402-1.jpg
 ほらね!上を向いていた翼弁と舟弁が下に倒れて、雄しべと雌しべが出てきましたよ!(^^)!大はっけ〜ん!
 今回の話は、このお花に出会ったことから始まりました。水辺の遊歩道を散策していると、『ムラサキツメクサ』がたくさん咲いていました。好きな花なので、ちょこちょこ見ながら歩いていると、
「あれ?なんか変。。」
立ち止まって、お花をよく見ると、小さなひとつひとつのお花の中心に金色の輝き。
「あ!雄しべと雌しべだ!」
初めて出会いました。『ゲンゲ』(←クリック)の記事でも、雄しべと雌しべの説明をしましたね。その時の説明では雄しべと雌しべは2枚の舟弁の合わさった中に隠れていることを書きました。花の終わりごろで、雄しべと雌しべが見える画像を載せたのですが、なぜ雄しべと雌しべが見えるのかは、そのときはあまり気にも留めていませんでした。でも、『ムラサキツメクサ』の雄しべと雌しべが飛び出している花を見つけたとき、
「これは誰がやったんだろう?自然となるんだろうか?」
って思い始めたんです。そこで、周りの花をよく見はじめると、同じような花がやっぱりたくさんあることに気がつきました。
 さて観察開始!です。上の画像をよく見ると、雄しべや雌しべが見える花は、そうでない花と比べると、翼弁と舟弁が下に倒れていることがわかります。雄しべと雌しべは立っているので、どちらかというと、雄しべと雌しべの位置にもともと翼弁と舟弁があったのだと思われます。
 その次に、翼弁と舟弁が倒れたせいで、旗弁との間にすき間というか穴が見えました。そうそう、旗弁のストライプ模様は虫に蜜の位置を知らせる「蜜標」というものでしたね。そのストライプの方向を見ればわかりますが、蜜はこのすき間の開いた奥にあるのでしたね。となると‥、蜜を吸いに来た虫がやったのかな?

 その時『ムラサキツメクサ』に遊び(^_^)に来ていたのは、チョウとハチでした。さて、犯人はだれだ!
ムラサキツメクサ403.jpgムラサキツメクサ404.jpg

 まずは容疑者二人‥じゃなかった(^_^;)、撮影しやすいチョウから。左はモンキチョウ、右はモンシロチョウです。画像はサムネイルなので、クリックすると拡大します。どちらも細長い管のような口(口吻)を伸ばして、蜜を吸っているようですが、花はそのままの形のようですね。

 ということで、チョウの仲間ではなさそうです。次はハチです。ハチは撮影するのに苦労しました。なにしろ、『ムラサキツメクサ』はたくさんの花が集まっているので、ハチは次から次へと花の蜜を集めてせっせと動き回っているのですから。チョウのように自分の食べるためだけに蜜を吸っているだけでなく、巣に持ち帰らないといけないのでしょうからね。
ムラサキツメクサ405.jpg

 たくさん撮影した中から。ハチの種類はおそらくコマルハナバチではないかなと思っています。違っていたら教えていただけたらと思います。上の画像のコマルハナバチさんは、もぐりこんでなにかしてますよ〜。
ムラサキツメクサ406-1.jpg
 隣の花に移ったところで1枚カメラ。あれ、雄しべと雌しべがでていますよ!この子かな(*^_^*)?
それと、口の位置から長い口吻を伸ばして、花に差し込んでいるように見えますね。後ろ足がオレンジ色に粉を吹いて膨らんで見えるのは花粉だそうです。コマルハナバチは毛がたくさん生えているので、これに花粉をくっつけて巣まで運ぶというわけでした。う〜ん、なんとなくこのハチが雄しべと雌しべを飛び出させているような感じなのですが、もう少しわかりやすそうなのはないかな?
ムラサキツメクサ407.jpg
あっこれはどうでしょう。お顔を突っ込んでいますよう〜(^。^)。よく見ると胸で舟弁と翼弁が押し下げられています。その瞬間、舟弁の間から雄しべと雌しべが飛び出して、コマルハナバチの胸に当たって、雄しべの花粉がついて、また前の花の花粉が雌しべの先(柱頭)につくようですね。
ムラサキツメクサ408.jpg
 蜜を吸い終わったのか、お顔を上げたところです。雄しべが飛び出しているのが見えますね!やった〜!(^^)!、これで、わかりました。『ムラサキツメクサ』の花の雄しべと雌しべを飛び出させているのはハナバチの仲間でした。というよりも、これは『ムラサキツメクサ』の作戦のようです。つまり、ハナバチが蜜を吸うために顔を突っ込むと自然と翼弁と舟弁が押し倒されて、その間に隠れていた雄しべと雌しべが飛び出して、ハナバチの胸に当たって、花粉のやり取りをするわけです。密を分け与える代わりに花粉を運んでもらうという、『ムラサキツメクサ』とハナバチとの間にはきちんとした交換条件が成り立っているようですね。このようにマメ科の蝶形花は、ハナバチの仲間に花粉を運んでもらうためにあのような形の花になったのでした。花粉のついているおしべを隠しているということは、雨からも守れますし、顔を突っ込むというような器用なことのできない、ハナアブやハナムグリのような甲虫にはえさを与えないというメッセージにもなります。そう、『ムラサキツメクサ』をはじめとするマメ科の花の蝶形花は、虫を選んでいるのです。今まで紹介してきたバラ科の花(たとえばヘビイチゴはこちら)のように、上を向いて開いている花はだれでもWelcome!でしたが、マメ科の花はそうではなく、ちょっとしたからくりを用意していて、これが解けるムシさんだけにごほうびが待っているのです。
 「身近な植物から花の進化を考える」には、花の進化のひとつの方向として、横向きの花への進化があげられています。これらの花の多くが今回の『ムラサキツメクサ』と同じくハナバチの仲間を大切なお客様と考えています。それは、皆さんも見ているとわかるように、忙しく花から花へと動き回るからです。花にとっては、花粉をつけたら早く他の花に行ってほしいんですね。それと、ハナバチの仲間はこのような花のからくりを解明する能力も高いそうです。
 さて、最初に出てきたチョウの仲間はどうなんでしょう。見ると蜜だけ吸って、花粉は体につかないようにしています。いかにも優雅ですが、『ムラサキツメクサ』にとっては、とられ損です。「Newton植物の世界 草本編」に載っている田中肇さんの論文には、チョウの仲間はしばしば花にとっては盗蜜になってしまうと書かれていました。なるほどね〜。
ムラサキツメクサ409.jpg
 今回はハナバチを追っかけまわしましたが、待ってくれないのでした〜(~_~;)。なのでこんな写真も‥。もう飛び出しちゃってるじゃん!
 さて、今度『ムラサキツメクサ』を見つけたら、雄しべ雌しべが出ている花がどれくらいあるか観察してみるのもおもしろいかもしれません。なにしろ、この花は初夏の花としましたが、じつは晩秋の11月まで出会うことができるのでした。
ムラサキツメクサ410.jpg
 上のようにたくさん開いている花があれば、その花は人気者なのですよ(*^_^*)。
おしまい。
 次は白花(←クリック)です。
posted by ふらり at 21:28| 千葉 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 初夏の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月25日

ムラサキツメクサ (3) いちごのかき氷はいかが?

この記事は続きです。最初の記事はこちら(←クリック)です。
 
ムラサキツメクサ(紫詰め草) 別名:アカツメクサ(赤詰め草)
マメ科シャジクソウ属
 
私が出会ったのは‥千葉県、5,6,7,8,9,11月、草地
千葉県評価:一般有害
ムラサキツメクサ花5.jpg
 『ムラサキツメクサ(1)』の記事(←クリック)に寄せていただいた、おととさんのコメントに、この花は「桃割れのくすだまの髪飾り」のイメージとありました。私、これを読んでなんとなく想像ついた気がしたのですが、よくよく考えると桃割れって?桃太郎と関係があるの?なんだかわからないと思って、インターネットで画像を調べてみました。すると、「桃割れ」とは、日本髪の髪型のひとつで、髷(まげ)を二つに分け、割った桃のように丸く輪に結ったもので、少女の髪型のひとつとありました。下にかつらの画像が載っているホームページを紹介しますが、そこに、上から見た画像があって、なるほど!桃太郎とは大違い(-_-;)。。七五三や成人式などで振袖を着るときの髪型なんですね。
株式会社アズマ 日本髪の変わり髷
http://www.azmjp.com/catalog/nihongami/mage.html
 そして、「くすだまの髪飾り」も検索してみると、薬玉かんざしという画像がありました。おととさん、かわいらしいですね(*^_^*)。上の画像は髪飾りに使えますか?
 
 さて、今回は花のつき方について、私がふと疑問に思ったことを書きます。
【その1】
 自分で撮影した『ムラサキツメクサ』の花の画像を見ていると、上の画像のように、花の両側に3枚の小葉が開いているものが多いです。もちろんその形がバランスがいいので好んで撮影しているということもあるのですが、『ムラサキツメクサ』の葉は交互に生えるのですよね。花のところだけなんで両側に一緒に生えているのかなって思ったんです。
ムラサキツメクサ花6.jpg
 ということで、真横から撮影してみました。両側の葉の托葉が右側が下になっていますので、右側の葉が先に生えたのでしょう。やっぱり葉は交互に生えているようです。それにしても、かわいらしい花で隠れてしまっていますが、花の下の襟元もストライプのちょっとしたおしゃれをしているのですね(*^_^*)。
 
【その2】
ムラサキツメクサ花双子1.jpg
 こんな花を見たことありませんか?まるで双子のようなお花です。私は2005年にはじめて出会って、変な形の花もたまにはあるんだな〜って思っていたのですが、今年になってよく見ると結構たくさんあることに気づき、特別なものではないの、じゃあどうして?って。二つの花がくっついているの?ひとつの花が二つの山に分かれたの?って。
 上の画像をよく見ると、二つの花の塊の境目は両方の花が向かい合って咲いていることに気がつきます。さてどうなんでしょう。二人の間を引き裂くのはかわいそうなので、他の花を見てみました。
ムラサキツメクサ花双子2.jpg
 あらあら、お母さんの足に小さな子供がしがみついて(*^_^*)。さっきの画像のように、両方の花とも一緒に咲いているのもあれば、上の画像のように、ひとつはまたつぼみの状態のものもありました。よくみると、葉も右側の葉の方が大きく、左側はまだ開きたてという感じです。なんかわかってきましたね。
ムラサキツメクサ花双子3.jpg
 もうちょっとわかりやすくなりました。最初に葉も交互に生えると書きましたが、花も一緒でした。上の画像だと、まず「葉A」の根元から茎が出て、それから「花A'」と「葉B」が枝分かれします。そして「葉B」の根元から「花B'」が咲くという感じでしょうか。
ムラサキツメクサ花双子4.jpg
 上の画像は更にわかりやすいですね。「葉A」の根元から伸びた茎が結構長くなって、「花A'」と「葉B」の枝分かれがよく見えました。ただ茎が伸びた分、花の両側に葉があるという感じにはなっていないのが、おもしろいです。
ムラサキツメクサ花双子5.jpg
 ああこれで、「葉A」「花A'」と「葉B」「花B'」の二組に完全に分かれました。こうなると自然です。本来の姿はこんな感じなのでしょう。つまり、「双子の花」はひとつの花が分かれたのではなく、順々に咲いている花の間の茎が短くて、一緒に咲いているように見えるということでした。それにしても上の画像のように茎がみんな伸びるのかというと、双子の花を結構見かけるし、双子のまま花が散っているものもあったので、茎を伸ばすか伸ばさないかは結構適当なのかもしれません。もう十分伸ばしたからこの辺でいいやと思えば、一番先の花は茎が伸びないので、双子になるのかな。
ムラサキツメクサ花71.jpg
 最後に、最初の花はがんばって、花柄(先端に花がついた枝のこと)を伸ばしたけど、もうひとつの葉のほうは茎がひょろひょろだよ〜。花と葉が離れているので、ちょっと不思議と思って撮影しました。
 次回(←クリック)は雄しべと雌しべはどこに行ったの?です。
 今回コメントを紹介させていただいたおととさんのホームページはリンク集(←クリック)をご覧ください。
posted by ふらり at 20:04| 千葉 🌁| Comment(9) | TrackBack(0) | 初夏の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。